秋の新規メンバー大募集! FOR BEGINNERS 2025.08.212025.09.12 「子どもの頃から歌うことが好きだったけれど、忙しくてなかなか始められなかった…そんなあなたへ。私たちのゴスペルクラスでは、初めての方も安心して参加できます。音楽の楽しさを、仲間と一緒に感じてみませんか?」 「大人になった今だからこそ、自分の時間を思いっきり楽しみたい。サティマイのゴスペルは、学生時代の部活のように夢中になれる場所です。あの頃のように一つのことに没頭して仲間とともに過ごす時間を、今度は大人になった自分のために。仕事や家事の合間に、歌と仲間で心をリフレッシュしてみませんか?」 日本最大級のゴスペルイベントだった「九州ゴスペル・フェスティバルが2024年かゴスペルだけでなく「アカペラ」「合唱」の3部門に拡大され「Sing!HAKATA」という名前で生まれ変わりました。残念ながら2024年はBEE校長がエントリーの仕方を間違えてしまい、出演はかないませんでしたが、2025年はめでたく出演できることとなりました。ちょうど開催日が第3週の土・日と重なる為9月のレッスンは無しで、博多校だけではなく関西や関東のメンバーも含む31名で大舞台の上からPRAISEします。 ところでゴスペルってどんな音楽? アメリカ発祥のゴスペルの歴史と進化 ゴスペル(Gospel)とは、「福音」という意味の英語で、もともとはアフリカ系アメリカ人が奴隷時代に生み出した霊的な歌(スピリチュアル)から発展しました。労働の中で生まれた歌声に、信仰・希望・自由への願いが込められており、やがて音楽ジャンルとして確立。1920年代には教会音楽として定着し、ソウル、R&B、ヒップホップなど現代音楽にも影響を与えたルーツミュージックともいえます。近年では、宗教的要素を持たない「セキュラー・ゴスペル」も広がりを見せており、ただ“心を開いて声を重ねる”というスタイルが、老若男女に受け入れられています。 「歌がうまくなくてもOK」な理由 ゴスペルの最大の魅力は、「うまく歌おうとしなくていい」という精神です。日本の音楽教育は「正しく歌う」「間違えない」ことを重視しがちですが、ゴスペルはその真逆。重要なのは、気持ちを込めて「声を出す」こと。たとえ音程が少しズレていても、リズムが崩れても、「心からの声」なら誰も責めません。実際、アメリカのワークショップでは、初心者が泣きながら歌って、周囲のメンバーにハグされるというような場面もあるほど、感情表現が中心の音楽ジャンルなのです。 なぜ今、ゴスペルが習い事として人気なのか 2020年以降、リモートワークや孤独感の増加により、「人とつながるリアルな場」を求める動きが増えました。その中で、**ゴスペルの「みんなで声を合わせる一体感」「声に出して元気になる感覚」**が多くの人に刺さっています。特に社会人の習い事としては、「楽器が要らない」「1回でスカッとする」「練習の成果をすぐ感じられる」といった点が高評価。また、ステージ発表や発声指導もあるため、メンタル強化やプレゼン力UPを期待して通う人も増えています。 ゴスペルで得られる5つのメリット 自己表現力と自信が自然と身につく ゴスペルを続けるうちに、多くの人が感じるのが「自信がついた」という変化です。その理由は、ゴスペルが**「失敗を許容する音楽」だから**です。普通の音楽レッスンでは、「音を外さないように」「間違えないように」と、どこか“評価される”前提で進むことが多く、失敗=恥ずかしいことと感じてしまう人も少なくありません。一方でゴスペルは、むしろ自分の声をさらけ出してこそ意味があるジャンル。たとえ音がズレても、声が裏返っても、それを押し殺すのではなく、「それもあなたの声」と受け止めてくれます。アメリカのゴスペルディレクター、Kirk Franklin(カーク・フランクリン)は言います。“Gospel is about telling your truth through your voice.”ゴスペルとは、自分の真実を声で伝える音楽だ。こうしたマインドセットが、自分自身を肯定する力へとつながります。他人と比べず、**「自分らしく歌っていいんだ」**という安心感が、自己表現の第一歩になるのです。 発声・リズム感が飛躍的に向上する ゴスペルを習っていると、**「あれ?なんか声が出やすくなった!」**と自分でも気づくことがあります。これは偶然ではなく、ゴスペル特有の発声メソッドによる効果です。多くのゴスペルクラスでは、以下のような発声練習を行います。呼吸を深く安定させるブレストレーニング胸声(チェストボイス)と頭声(ヘッドボイス)の切り替えビートに乗りながら発声するリズムトレーニングこれは、まさにボイストレーニングとリズム感養成を兼ねた練習でもあるのです。また、ゴスペル特有の「コール&レスポンス(呼応形式)」や「ハーモニーを聴いて合わせる」技術は、耳と声を同時に鍛えてくれます。これにより、声量・音感・リズム感すべてが自然とレベルアップしていきます。カラオケやスピーチなど、日常の場面でも活きるスキルです。 ストレス解消&メンタルケアとしての効果 「大声で歌ったら、スッキリした!」そう思ったことがある人は多いはずです。実は、これは科学的にも証明されている効果です。米国ハーバード大学の研究によると、歌唱活動には以下の効果があるとされています。血中のコルチゾール(ストレスホルモン)を低下させる幸福ホルモンオキシトシンの分泌が増える不安感・孤独感の軽減呼吸を整え、自律神経を安定させる特にゴスペルは、「声を出すこと」「仲間と一体になること」「リズムに乗ること」など、これらすべてを含んだ音楽ジャンル。現代社会では、感情を押し殺す機会が多く、ストレスが溜まりやすいですが、ゴスペルの場ではそれを声として解放できるのです。「歌いながら泣いてしまった」「声を出したら、もやもやが晴れた」そういう体験を持つ方も少なくありません。 人とのつながりが自然に広がる 社会人になると、「新しい友達をつくる機会がない」と感じる方が多くなります。ですが、**ゴスペル教室はまさに「つながりが生まれる場」**です。特徴的なのは、以下のような要素:年齢・職業・性別の壁を越えてチームになる定期的に一緒に歌う中で、自然と会話が生まれるコーラス中にアイコンタクトや笑顔を交わす瞬間があるステージ発表やイベントで「一緒に達成感を味わう」特に、アメリカの「Community Gospel Choir(コミュニティ・ゴスペル合唱団)」では、メンバー間の関係性の深まりが「家族のよう」と表現されるほど。「一緒に声を重ねる」というのは、単なる趣味以上の結びつきを生む力があります。 非日常のステージ体験ができる ゴスペルを習い始めると、多くの教室では年に1〜2回、ステージ発表やライブイベントへの参加が用意されています。初心者であっても、少し練習すれば、感動的なステージに立つことができるのです。スポットライトの中で、仲間と一緒に歌う客席からの拍手に包まれる一体感に包まれる高揚感終演後の達成感と涙これらは、まさに非日常の喜びです。「社会人になってからステージに立つなんて思わなかった」「感動して涙が止まらなかった」そんな声が多く寄せられています。発表会に向けた練習も、「目標があるから頑張れる」というモチベーション維持につながります。