大切にしてること

神様、どうか私の魂を満たしてください

はじめまして代表を務めるBEE芦原です。 Satisfy My Soulは2006年結成、現在は関西を中心に東京・横浜・名古屋・福岡、総勢約200名で活動しています。そして私たちのクワイア名は(神様どうか私の魂を喜びで満たしてください)と言う願いを込め、大好きなレゲエの父ボブ・マーリーの曲「Satisfy My Soul」から名付けました。

若い頃の私は何事にも本気で取り組まない人間でした。 仕事も人間関係も歯車がかみ合わず、やることなすこと裏目に出てしまい、そしてうまくいかない理由を全部他人のせいにしていました。 ただ不思議なことにその間も音楽にだけにはずっと真正面から真剣に向き合ってきました。 そんな私だったから神様は、私が一番受け入れやすく理解しやすい形として「音楽」を使って大事なことを伝えてくれたように思います。

ゴスペルとの出会いにより人生が、自分の予想をはるかに超えて大きく変わりました。 それはもう「劇的に」と言っていいほどです。 自分がいかに与えられ、恵まれてきたかを知りました。「足りない」と不満に思っていたものは実は既にずっと前から与えられていたこと、嬉しいことは金銭や物が豊かになることではなく、周りから愛されそして必要とされることだと学びました。

「クリスチャンであるかどうか」ゴスペルを歌われる方ならみなさん一度は考えることだと思います。始めたころに周りに指摘され「自分には資格がない」と、ゴスペルを歌うことをやめてしまう人もいることでしょう。 始めた頃の私もクリスチャンではありませんでした。それどころか宗教というものに対してとても大きな嫌悪感と、不信感さえもっていたように思います。(ちょうどこの頃新興宗教団体による反社会的な活動が毎日のように新聞紙面を賑わせていたからかもしれません。)いまだに私は団体による「宗教活動」が苦手です。

しかし神様を信じイエス・キリストを信じるという「信仰心」は自分でも驚くほど素直に私の心に広がっていきました。私にもそうであったように、神様はそれぞれの人に一番わかりやすく受け入れやすい形と時期を用意されています。 ですので私は受講生の皆さんに「神様を信じましょう」「クリスチャンになるべきだ」とは言っていません。どのような形でどのような時期に・・・すべて神様にお任せして委ねてしまおうと思っています。

私が今できることは、私と同じようなとりわけ「音楽」に心揺さぶられる人、「音楽」によって生きる希望が湧いたり元気が出たり涙を流す感性を持った人のために、ゴスペルを紹介することだと考えています。

わたしは音楽がなければ生きていけない人間です。私と同じような人にゴスペルを伝えていきたい。 曲単位の教えられたゴスペルの歌い方ではなく、歌い手である皆さんが「どう歌いたいか」とういうことをまずは自分で発見できるように指導し、そしてそれをどのように表現したらよいかを一緒に探します。 最終的には「歌いたい歌を自分の表現方法で自由に歌える人」を育てたい。

ゴスペルはそれを求める全ての人に用意された神様の恵です。自分自身のゴスペルを手に入れてください。そのとき必ずかけがえのないメッセージとその後の人生の支えとなる「自信」や「安心感」を手に入れることができるはずです。 そしてそれは楽しくやれることでしょう。

いい大人がやらなくてもいいことをわざわざお金と 時間をかけてやるのだからめちゃくちゃオモロくやらな意味がないと思うんです。 だからまず「歌」に対して自由に向き合うことから始めます。 あなたが「歌うこと」でもっと輝きを増す人なら、一緒にゴスペルをやってみませんか?

BEE芦原

あなたは、いのちの道を私に示し、御前にあって、わたしを喜びで満たして下さるであろう(使徒行伝2:28)